持続化補助金の申請方法|GビズIDから提出までの流れ【第20回】
持続化補助金の申請方法を、GビズID、様式4の依頼、計画書づくり、申請システムでの提出の順に解説します。各ステップにかかる時間の考え方と、第20回の締切からの逆算も紹介します。
持続化補助金の申請は、4つのステップを順に進めます。①GビズIDの取得、②様式4(事業支援計画書)の依頼、③計画書づくり、④申請システムでの提出です。
第20回の公募要領(第8版)によると、様式4の依頼の締切は2026年12月3日(木)です。申請の受付締切は2026年12月14日(月)17:00です。この記事では、各ステップでやることと、かかる時間の考え方を説明します。最新の情報は事務局の公式サイト・公募要領で確認してください。
申請の流れは4ステップ?かかる時間はどれくらい?
まず全体の表を見てください。「かかる時間」は、公募要領に書かれているものだけを数字で入れています。書かれていないものは、自分で確かめる方法を書きました。
| 順番 | やること | かかる時間の考え方 |
|---|---|---|
| ① | GビズIDプライムを取る | 公募要領によると、数週間程度かかることがある |
| ② | 様式4の発行を依頼する | 依頼の締切は12月3日(木)。発行までの日数は、依頼先の商工会・商工会議所に確認する |
| ③ | 計画書(様式1・2・3・5・6)をつくる | 人によって大きく違う。締切から逆算して自分で決める |
| ④ | 申請システムで入力・添付・提出する | 入力量で変わる。提出後は訂正できない |
ここで大事なのは、「時間が読みにくいのは①と②」ということです。①は数週間かかることがあります。②は、締切を過ぎるとどんな理由でも受け付けてもらえません。この2つは早めに動きましょう。
ステップ1:GビズIDプライムは、いつ・どう取ればいい?
電子申請では、GビズIDを使って申請システムにログインします。使えるのは「GビズIDプライム」です。プライム保有者が発行した「メンバー」のIDでもログインできます。
知っておきたい注意点
- GビズIDプライムの取得には、数週間程度かかることがあります(第20回の公募要領より)。
- 「暫定プライム」では申請できません。
- IDとパスワードを他人に教えることは、利用規約で禁止されています。支援業者に渡すのも同じです。
- 取得の手続きの細かい内容は、GビズIDの公式サイトで確認してください。
このステップのコツ
GビズIDは、補助金の計画書とは関係なく進められます。ほかのステップを待たずに、最初に手続きを始めるのがおすすめです。受付開始は2026年11月4日(水)です。それまでに使える状態にしておくと、あとが楽になります。
ステップ2:様式4はだれに、どうやって頼む?
様式4は「事業支援計画書」です。あなたの地域の商工会または商工会議所が発行します。様式4がないと申請できません。
依頼のしかたは地区で違う
- 商工会議所の地区:申請内容を印刷して持っていき、依頼します。発行されたPDFを、申請システムに添付します。
- 商工会の地区:申請システムの中で依頼します。窓口で面談があります。
自分の事業所がどちらの地区かは、地域の商工会・商工会議所に問い合わせて確認してください。
会員でなくても頼める?
頼めます。会員でなくても依頼できます(第20回の公募要領より)。ただし、社外の代理人だけで相談・依頼することはできません。事業者本人が窓口に行く必要があります。
締切が最大の注意点
様式4の発行依頼の受付締切は、2026年12月3日(木)です。締切後の発行は、どんな理由でも受け付けてもらえません。申請の締切(12月14日)より前に、依頼の締切が来る点に気をつけてください。
計画書づくりと並行して進める
商工会議所の地区では、申請内容を印刷して依頼します。つまり、依頼の前に計画書がある程度できている必要があります。順番は「②のあとに③」と考えるより、「③の下書きを進めながら②の準備をする」と考えてください。
どのくらい書けていれば依頼できるか、発行までに何日かかるかは、依頼先によって違うかもしれません。早めに窓口へ聞いておきましょう。
ステップ3:計画書づくりは、何を書いて、どれくらい時間を見ればいい?
計画書づくりは、4つのステップの中で、いちばん時間のかかり方に差が出ます。公募要領には「何時間」という目安はありません。ここでは、書くものと注意点を整理します。
申請システムに入力する様式
- 様式1:申請書
- 様式2:経営計画兼補助事業計画①
- 様式3:補助事業計画②(経費明細・資金調達)
- 様式5:交付申請書
- 様式6:宣誓・同意書
様式4は、商工会・商工会議所が発行したPDFを添付します。自分で書く様式ではありません。
様式2は「経営計画」と「補助事業計画」の2つ
経営計画は4つの欄です。
- 企業概要
- 顧客ニーズと市場の動向
- 自社や自社の提供する商品・サービスの強み・弱み
- 経営方針・目標と今後のプラン
補助事業計画は、次の項目です。
- 補助事業で行う事業名(30字以内)
- 販路開拓等の取組内容
- 業務効率化(生産性向上)の取組内容(任意)
- 補助事業の効果
長文の欄は、各4,000字までです。画像は1枚で約150字、表は約300字として数えられます。各欄の書く順番は、別の記事で詳しく説明しています。
書く前に確かめておくこと
計画書づくりの前に、次の3つを確かめておくと、あとで書き直す手間が減ります。
- 自分が対象者か(従業員数など)。商業・サービス業(宿泊業・娯楽業を除く)は常時使用する従業員5人以下です。宿泊業・娯楽業と製造業・建設業・その他は20人以下です。
- 使いたい経費が対象か。対象経費は8区分あります。パソコン・タブレット・スマートフォン・車などの汎用品、名刺、求人広告は対象外になりやすいものです。
- 第20回の新しいルール。広報費とウェブサイト関連費は、それぞれ補助金の上限が30万円です。どちらも単独では申請できず、他の経費と組み合わせます。
第20回で特に気をつけたい点
- 売上高・売上総利益が増える見込みを、客観的なデータにもとづく根拠とともに、数字で様式2に書く必要があります。
- 補助事業は、終了後おおむね1年以内に売上につながるものが対象です。
- 補助金は後払いです。採択・交付決定のあとに事業を行い、実績報告をして金額が確定してから支払われます。経費はいったん立て替えます。
- 過去に持続化補助金を受けた方は、過去の事業と明確に違う取組かどうかが見られます。実施回数に応じて、段階的に減点されます。
自分で考えたことを書く
事業者自身が検討した記載が見られない場合は、評価にかかわらず不採択・取消しになります。自分で検討していなかったことが分かった場合も同じです。文章づくりを手伝ってもらうとしても、中身は自分で考えたものにしてください。
外部の支援やサービスを使って申請書をつくった場合は、様式2の「商工会・商工会議所以外からのアドバイスの有無」に、相手方の名前と金額を書きます。無償でも名前は書きます。書かないと、不採択や取消しになることがあります。
時間は「逆算」で決める
かかる時間は、人によって違います。次の順で逆算してみてください。
- 12月3日(木)の様式4の依頼を、いつまでに済ませるか決める。
- その日までに、依頼に出せる形の下書きを仕上げる。
- 12月14日(月)17:00までに、提出前の見直しの日を取っておく。
日付から逆算すると、書く日数が見えてきます。自分の作業ペースを確かめたい場合は、1つの欄を書いてみて、かかった時間を測るのも一つの方法です。
ステップ4:申請システムでの提出は、どう進める?
申請は電子申請のみです。第17回から郵送は廃止されています。事務局の専用の申請システムに、GビズIDプライム(またはメンバー)でログインします。そこで入力・添付・提出をします。
提出前に確かめる添付書類
財務書類は、次のものを添付します。
- 法人:貸借対照表・損益計算書(直近1期)
- 個人事業主:確定申告書(第一表・第二表)と、収支内訳書または青色申告決算書
マイナンバーは黒塗りにします。添付ファイルの名前は指定されています(例:「貸借対照表(事業者名)」)。公募要領のとおりに付けてください。
審査されなくなる失敗
次の場合は、審査されません。
- ファイルが開けない
- ファイルにパスワードがかかっている
- 所定の場所にファイルがない
提出後は訂正できない
提出後は、訂正できません。入力画面で何度も見直し、添付ファイルは実際に開いて確かめましょう。締切の12月14日(月)17:00の直前は、混み合うかもしれません。余裕をもって進めてください。
提出したあとは、どうなる?
提出後は、審査と採択発表を待ちます。第20回の公募要領によると、日程は次のとおりです。
| できごと | 日付 |
|---|---|
| 申請受付開始 | 2026年11月4日(水) |
| 様式4の発行依頼の受付締切 | 2026年12月3日(木) |
| 申請受付締切 | 2026年12月14日(月)17:00 |
| 採択発表 | 2027年3月頃の予定 |
| 見積書等の提出期限 | 2028年2月29日 |
| 補助事業の実施期限 | 2028年3月31日 |
| 実績報告の期限 | 2028年4月10日 |
審査は、まず基礎審査です。必要書類がそろっているか、対象者・対象事業・経費の要件に合うかなどが見られます。満たさないと、計画は審査されません。そのあとに計画審査があります。審査は書面だけで、ヒアリングはありません。審査の中身は公開されていません。
審査は、次の4つの観点です。計画書を書くときの確認にも使えます。
- 自社の経営状況分析の妥当性
- 経営方針・目標と今後のプランの適切性
- 補助事業計画の有効性
- 積算の透明・適切性
加点は、「重点政策加点」から1つ、「政策加点」から1つで、最大2つです。自分が当てはまるものは、公募要領で確認してください。
出せば通る補助金ではありません。計画の中身で差がつきます。採択は保証されません。
申請の準備を自分で進めるための道具はある?
ここまでの流れは、すべて自分で進められます。計画書の下書きづくりで手が止まったときのために、民間のサービスを1つ紹介します。
「ホジョカク」は、株式会社HADOが運営する民間のサービスです。中小企業庁・日本商工会議所・全国商工会連合会とは関係がありません。
- 質問に答えると、あなたの答えと数字だけを材料に、AIが様式2の下書きをつくります。
- 審査の4観点で採点し、直す点を指摘します。
- 申請画面の順にコピーできる形で書き出します。締切から逆算したやることリストも出ます。
- 下書きまでは無料です。全文の表示などは、1申請19,800円(税込)です。成功報酬はありません。
- お支払いから7日以内なら、全額返金されます。
- GビズIDは預かりません。採択を保証するものではなく、提出は利用者自身が行います。
AIの下書きを使う場合も、中身は自分で確かめてください。外部のサービスを使ったときは、様式2に相手方の名前と金額を書く決まりがあります。
まとめ:今日から何をすればいい?
- GビズIDプライムの手続きを始める(数週間程度かかることがある)。
- 自分の地区が商工会か商工会議所かを確認し、様式4の依頼の段取りを聞く。
- 12月3日(木)と12月14日(月)から逆算して、計画書を書く日を決める。
- 提出前に、添付ファイルの名前・開けるか・パスワードがないかを確かめる。
なお、次回の第21回の日程は、第20回の締切後に案内される予定です。最新の情報は、事務局の公式サイトと公募要領で確認してください。
よくある質問
- Q. 持続化補助金は郵送で申請できますか?
- できません。第17回から郵送は廃止され、電子申請のみです。事務局の専用の申請システムに、GビズIDプライム(またはプライム保有者が発行したメンバー)でログインして入力・提出します。
- Q. GビズIDがなくても持続化補助金を申請できますか?
- できません。申請システムにログインするには、GビズIDプライム(またはメンバー)が必要です。暫定プライムでは申請できず、取得には数週間程度かかることがあるので、早めに手続きを始めてください。
- Q. 様式4はだれが発行してくれますか?
- 地域の商工会または商工会議所が発行します。会員でなくても依頼できますが、社外の代理人だけでは相談・依頼できません。商工会議所地区は申請内容を印刷して依頼し、商工会地区はシステム内で依頼して窓口で面談します。
- Q. 様式4の依頼の締切に間に合わなかったらどうなりますか?
- 申請できなくなります。第20回の公募要領によると、締切は2026年12月3日(木)で、締切後の発行はどんな理由でも受け付けられません。様式4がないと申請できないので、早めに依頼してください。
- Q. 申請ボタンを押したあと、内容を訂正できますか?
- できません。提出後は訂正できないと公募要領に書かれています。提出前に、入力内容と添付ファイルを何度も見直してください。ファイルが開けない、パスワードが付いている、所定の場所にない場合は審査されません。
- Q. 申請の準備には全部でどのくらい時間がかかりますか?
- 全体の所要時間は、公募要領に書かれていません。数字が分かるのは、GビズIDプライムの取得に数週間程度かかることがある、という点です。ほかは人によって違うので、12月3日と12月14日の締切から逆算して計画を立ててください。
- Q. 申請書づくりを人やサービスに手伝ってもらってもいいですか?
- 手伝ってもらうことはできますが、中身は自分で検討する必要があります。使った場合は、様式2の「商工会・商工会議所以外からのアドバイスの有無」に、相手方の名前と金額を書きます。無償でも名前は書き、書かないと不採択や取消しになることがあります。
この記事は、第20回の公募要領などの公開情報をもとに、AIを使って作成しています。制度の内容は変わることがあります。申請の前に、必ず事務局の公式サイトと最新の公募要領で確認してください。ホジョカクは中小企業庁・日本商工会議所・全国商工会連合会とは関係のない民間サービスです。